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遠隔型自動給水栓の試行試験を行っています。(2023.07.24

 ほ場整備を実施中の石沢地区のほ場において、農山漁村振興交付金(情報通信環境整備対策)により、石沢地区のスマート農業の普及に向けた取り組みを推進するため、遠隔型自動給水栓や、遠隔操作に必要となる通信用の無線基地局などを試験設置し、農業生産法人アグリ石沢様の協力をいただき、その効果等について試行調査を行っています。
 試行調査では、遠隔型自動給水栓を12基設置し、遠隔操作した場合の水管理に要する労力と、通常の給水栓を現地で操作した場合にかかる労力等を比較し、その効果等を確認しています。
 試行調査は9月頃まで行われ、その後、効果分析評価を行い、石沢地区の情報通信環境整備計画を策定する予定です。
 スマート農業の普及により、担い手による新しい農業経営が確立されることで、これまでの農業経営の課題でもあった、労働力不足の解消や生産コストを削減することが可能となり、担い手の経営の安定に繋がることが期待できます。

通信に必要な無線基地局

電波中継器

遠隔型自動給水栓の試行調査

事務所PCでの遠隔操作状況

事務所PCでの遠隔操作状況(水位状況の確認)

遠隔型自動給水栓による給水状況

↓試験設置個所位置図(ここをクリックすると位置図が別ウインドウで開きます。)